ワキガのチェック
もしも自分がワキガでも、あなたの周りの人はなかなかそれを指摘するようなことはできないと思います。そのため、自分がワキガかどうかの、ワキガのチェックをすることが大切となってきます。
では、自分でもできるワキガのチェックとはどのようなものでしょうか。ワキガのチェックをするには、いくつかのワキガのチェック項目から判断することができます。
まず、ワキガのチェックの方法のひとつめは、耳あかの状態からのチェック方法です。耳あかの状態が軟らかいかどうかで、ワキガのチェックをすることができます。ワキガは、病気ではなく体質や遺伝の問題ですが、ワキガの体質の人は、耳あかが湿っていることがほとんどです。
そのため、ワキガのチェックでは、耳あかが湿っていてやわらかい場合、ワキガの体質である場合が高いということです。耳あかのたまる外耳には、汗腺がありませんが、ワキガの体質である場合には外耳にアポクリン腺が多いということになり、その結果、耳あかが湿っていて軟らかくなるのです。
また、外耳に生えている毛の量も、ワキガのチェック方法のひとつです。外耳に生えている毛の量が多い場合には、ワキガの体質である可能性がとても高いのです。
ワキガのチェックの他の方法としては、下着などが汗で色づくほどよごれるかどうかというチェックの項目があります。脇のしたにあるアポクリン腺からの汗は、たんぱく質やアンモニアなどの色々な成分を含んだものとなります。そのため、下着が汗でよごれるような場合には、ワキガの体質であることが多いのです。
わきの毛の濃さや量なども、ワキガのチェックの重要なチェック項目です。わきの毛が濃かったり、量が多い場合には、ワキガの体質であることが多いのです。また、ワキガのチェックのポイントとして、男性の場合にわきの毛に白い粉が付着している場合などでは、ほとんどの場合が強いワキガの体質であるといえます。
親がワキガの体質を持っているかどうかも、ワキガのチェックの際に重要なポイントとなります。親がワキガの体質である場合には、３割ほどの確率で、その子供もワキガの体質を受け継ぐことが多いのです。
また、わきの下にかく汗の質なども、ワキガのチェックのための項目のひとつです。わきの下にかく汗が、粘り気の強いものである場合には、ほとんどの場合がワキガの体質だといえます。
また、家族などの親しい間柄の人に、ワキガのチェックをしてもらうのもとても良いでしょう。ワキガは軽度であればデオドラント剤などで押さえることもできますし、重度の場合でも手術をすればほぼ完治できるものです。ワキガのチェックを怠ることなく、はやめに対処をしましょう。
